XREAサーバーのWordPressでたまに「500 Internal Server Error」が出る時の対応方法

最近運用してるサイト(このサイト)が重くて困っていたのですが、管理画面に入る時などたまに「500 Internal Server Error」が出てしまい、エラーになる場合がありました。
(最近エラーでつながらない場合があり、ご迷惑をおかけしました。)

設定も変更していないですし、プラグインも追加していなかったので、単純にホスティングのサーバーに負荷がかかっているのかな?と考えて放置していたのですが、ここ1か月エラーが頻発することが多かったので、サーバー移転も考えて検討していました。

いろいろ試した結果、エラーが出なくなりましたのでその対処方法について説明します。

対処方法

まず、「WordPress」の仕組みなのですが、このシステムは「PHP」という言語で作成され動作しています。
そして「PHP」には複数のバージョンがあり、新しいバージョンが次々に作成されていっています。この動作していた「PHP」のバージョンを以下の手順で「PHP5.x」から現在最新の「PHP7.x」に変更することで改善がされました。

XREAのサーバー管理画面に入って、「PHP設定」に移動します。

そうすると現在動作しているバージョンが表示されているはずです。
PHPのバージョンが「PHP7.x」でない場合は、「PHP7.x」に変更して「PHP設定」ボタンを押して保存します。

変更の適用画面が出れば、設定完了です。

この後、WordPressがちゃんと動作しているかを確認します。
WordPressのバージョンが古い場合には、うまく動かないかもしれませんので、エラーが出ている場合にはPHPの設定を元に戻して、WordPressの更新をして最新にしてから再度試してみてください。
(問題はないと思いますが、念のためバックアップを取り自己責任でお願いします。)

※もしそれでも重い場合には、プラグインでの負荷が影響している場合があります。最近追加や更新をしたプラグインの停止などのメンテナンスも検討してみてください。
※どうしても無理な場合はこちらで調査依頼をしてください。「XREAサポート

まとめ

「PHP7.x」は速度改善などの対応が含まれており、その部分が最新のWordPressではかなり効いているようです。(単純に1.2倍から2.0倍まで動作速度の改善がされています。)
また、XREAでは古い「PHP」はCGI経由で互換動作しているようですので、その分負荷がかかっているような気がします。
セキュリティの問題もありますので、XREAで「PHP」が絡んだサーバーメンテナンスがあった場合には、定期的に「PHP」のバージョン更新を検討したほうがいいでしょう。

2017/5/8追記

2017年1月以降よりXreaサーバーのリニューアル(管理コンソールの刷新)と、最新環境へのマイグレーション(サーバー強化、ネットワーク強化)が実施されています。
※一部では既に管理画面が変わっていますので、この手順は旧管理コンソールで確認してください。

移行後は強制的に「PHP7.x」が適用されるようですので、今後はこういったエラーはほぼ出なくなるでしょう。
メンテナンス後は一時的なサービスの停止や影響が懸念されますが、セキュリティ面も向上されますので、無料サービスもあるレンタルサーバーでこういった取り組みは本当に助かります。

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