LINEやFaceBookのボットがブラウザだけで簡単に作れる「hachidori」を試してみた

ブラウザだけでボットを簡単に作れる「hachidori(ハチドリ)」というサービスが提供がされています。
機能の違いによって月額980円~9,980円といった料金設定になっています。
通常はおためし期間として2週間無料なのですが、現在1か月程度に拡大されていましたので、さっそく試してみました。

FaceBookで作ったページはこちらです。※無料期間(2016年10月末まで)だけ公開します。
※無料期間延長につき、2016年11月末まで公開します。
https://www.facebook.com/hachidorichan/
https://www.messenger.com/t/hachidorichan

公開停止しました。

こちらで「チュートリアル」とMessengerでしゃべってみてください。ハチドリちゃんがいろいろ教えてくれますよ。
最後までやりとりしてみると、どんな機能があってどんなことが出来るかイメージがつかめると思います。

実際、作るには以下の作業が必要になりますが、本当に簡単です。

FaceBook Messengerボットの作り方

FaceBookで試すには、まず管理ページを作る必要があります。
Web版のFaceBookで右端の「▽」をクリックすると、「ページを作成」という項目があるのでそこから登録していきます。
※自分は「ハチドリちゃん」という架空の人物(キャラ)のページにしました。

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FaceBookページはこんな感じになりました。

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無事出来上がったら、「hachidori」にログインします。「Trial」なら、アカウント登録だけですぐ利用が出来ます。

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ログインすると、早速わかりやすくガイドメッセージがPOPで表示されていますので、メッセージを読んだら「×」ボタンでメッセージを閉じて「+」ボタンを押すとBOT作成が始まります。

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「LINE」のアイコンと「FaceBook」のアイコンが大きく表示されていますので、今回は「FaceBook」を選択。

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「FaceBook」へのログインと、追加情報の取得が案内されます。

すると「管理ページ」の表示がされます。ここでは事前に作成したページ「ハチドリちゃん」を選択します。

簡単設定で「Connect」ボタンを押すだけで、あっという間にBOTの初期設定が終了しました。

中身はサンプルとして1つ既に作成されています。

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これはチュートリアルが対話のBOT形式になっていますので、作成後すぐに試すことが出来ます。
こんな感じですね。

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アナリティクス(利用アクセス数)もついていましたので、運用する場合もありがたいですね。

ボットの設定

実際に利用するためには各種設定が必要になってきます。
とくに受け答えの中で、「単語」を把握したり「画像」などを提供するためには以下の設定が必要になります。
設定自体は楽にできますが、本気で運用する場合はそれなりの量を登録する必要がありそうです。

クエリ編集

ユーザーの発言に含まれる回答候補の単語をカテゴリ別(「地名」など)に分類して登録しておきます。
逆に事前にここに登録されていない単語は理解できないと思ったほうがいいかもしれません。

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シソーラス編集

特定の語句と同義・類似関係にある語句を登録することが出来ます。
あいまいな語句や間違いやすい語句などに設定しておけば、入力間違いにも対応ができます。

ファイル管理

画像や動画、PDFなどのファイルをアップロードすることで、BOTの中で使い回すことができます。

カレンダー

ここで予定などを設定しておけば、対話形式での予約が可能になります。

カスタマイズ可能な機能

連携設定

他のウェブAPIとの連携が出来ます。
テンプレートを作って、JSON形式でGET、POSTなどの連携ができる項目があります。
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予約管理

こちらはオプション機能になりますが、日時を聞いて予約や予約状況を確認させたり、リマインダーのメッセージ発信もできるようです。

まとめ

既にお店で「LINEで問い合わせできます」といったサービスをやっていたとしても、深夜に問い合わせされたり、担当部署が違ってしまうと電話と同じでたらいまわしになります。
そこでボットを使って問い合わせ先を分岐させるだけでも、かなり楽になるのではないのでしょうか。
お客側に立ってみても、聞きづらくて感情のない電話自動応答よりはイメージがよくなると思います。

ボットを利用するためのAPIは徐々に増えてきましたが、プログラムでいきなり大きなものを作ろうと思うとそれなりに大変ですが、このようなツールで徐々に拡張していく形なら導入もスムーズでしょう。

とくに運用する上ではお店の店員でもわかるくらいの管理画面が必要になってきます。
これはブラウザアプリですから、パソコンがなくてもタブレットがあれば対応も可能です。
そういったものも含めて考えると、「hachidori(ハチドリ)」でのボット運用はかなり選択肢としてはいいと思います。

よければ、ハチドリちゃんも試してください。(ちょこちょこカスタマイズしてますw)

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