自分の得意分野の話題が出た時に、ついついセミ評論家やセミ批評家になっていませんか?
しっかり専門的な内容を研究していてる専門家なら構わないのですが、本を読んだりしてただ詳しいだけでも「・・・こうあるべき!」といいたくなります。(よくやっちゃいます・・・。)
確かに国家事業など大規模すぎて自分では手の出せないことなら、意見や批判したくなるのは無理もない部分もあるのですが、手の届く範囲でしたら失敗してもいいからどんどん「実践」して「実践知」を得てから発言や発信をしたほうがやはり重みが違います。
ですので、アドバイスするだけのただの「専門家」よりも「実践家」になりましょう。
※ちなみに「活動家」だと言葉にちょっと危険な香りがするので、「実践家」です。「反省的実践家」といった小難しい言葉もありますが、ここではシンプルな「実践家」です。
「実践」していると、失敗の方が重要だとつねづね感じる場面もあります。
もちろん成功するための失敗です。限界を知るために敢えて失敗するまで実践するのも「有り」です。
ブロガーなら失敗でもネタになりますし、酒のつまみにするのもいいでしょう。
(失敗は共感を得られやすいですし、反面教師として聞いていてタメになります。解決策やオチが無かったり、愚痴っぽくなるのは問題ですが・・・。)
こういった失敗は「実践知」となります。
RPGで例えると「経験値」でしょうか。
人生での「レベルアップ」はわかりづらいのですが、現実的に例えて言うなら、さんざん道に迷ったり、やわざとわからない道を通って迷ったりして、失敗を重ねつつも近道が見つかった時とかでしょうか。
ダンジョンだとわざと行き止まりに入っていって、宝物を探したり、地図を完成させる感じでしょうか。レベルに関係ないところで得られる「経験知」です。
「実践知」を得ることによって、つぎの実践への糧になりますし、成功するまで「実践」すれば実践中なだけで、失敗という概念すらなくなるかもしれません。(※パチンコなどのギャンブルは除く。)
時間がない、時間がないと言いがちですが、なんだかんだ言っても遊ぶ時間は常にある人がほとんどです。もはや別腹ならぬ別時間でしょうか。
通勤時間でも何でもいいので、思いついてやれるようなことなら「実践」していって、「実践知」をためましょう。
ちなみに、ほとんど自分のメリットがないところで考えてください。欲が表に出ると失敗に過剰に反応してしまい「実践知」が得られなくなります。
思いは、やらない「後悔」より、失敗でもいいからやって「実践知」ですね。
ぜひ一緒に「実践家」、「実践人」になりましょう。
※念のため・・・。何かに目覚めたわけではありません。自分への自己啓発な感じの記事ですので、心配無用です(笑)