一般的なパソコンOSとしてWindows95、98、Me、XP、Vista、7、8
サーバー向けOSとしてWindowsNT、2000、2003、2008、2012
そのうち、オフィス向けOSとしてWindows2000、XP、7が主に採用されてきていました。
その流れの中で、次のOSのWindows10が名乗り出てきたわけです。
マイクロソフトとしては正式にオフィス向けといっていますので、まもなくサポート期限が切れる予定のWindows7の移行を推進していくのでしょう。
~ タッチ対応の黒歴史 ~
タッチ対応の歴史としてはXPまではマウスエミュレーションでしたが、Windows7自体は部分的なタッチ対応OSとしても作られており、8&専用デバイスのSurfaceでそれがより顕著化したわけです。
ですが、デスクトップしか使用せずに1画面内でマルチタスク(メールも見て、エクセル入力して、インターネットで調べるなど)をこなさなければいけないオフィス作業に全画面表示はやっぱり迷惑だったのでしょう。
8.1でかろうじて改善されましたが、大多数の仕事にはタッチやストアアプリはやっぱり求められていなかったわけです。(器用に使いこなす人も一部いましたがw)
自分もWindowsストアアプリでビジネス向けのアプリを検索しているときは、全画面かついかにもカラフルで遊んでいるかと思われないかひやひやものでした。
せめてビジネス向け専用のWindowsストアアプリのサイトでもあれば、まだよかったと思います。
~ 中途半端なタブレット対応 ~
あくまでアプリは1個しか全画面で動かせないという制限を割り切ってうまく使った、ランチャースタイルのiPadやアンドロイドタブレットは正解でした。
皆さん勘違いしてるかもしれないですが、iPadなどの画面は実はWindows8でいうところのスタート画面なのです。デスクトップ画面はなくスタート画面しかなかったわけですね。そのスタイルしか選べないから、アプリが流行ってアプリが売れたわけです。
そういう意味でマイクロソフト発のタブレットとして統一するには、WindowsRTにデスクトップは必要なかったわけです。WindowsRTでまともに動くデスクトップソフトはOfficeしかなかったわけですし。。。
Officeも使えて、大きくて使いやすいWindowsPhone的な存在になれたと思います。
~ やっぱりキーボード、マウスのデスクトップスタイル ~
この経緯から従来のPCスタイルのデスクトップスタイルに戻った(と思われる)Windows10には期待したいところです。
ある意味Windows7からの正統進化とでも言いましょうか。まぁ、企業特有のストアアプリNGという制限をかけたら、起動が早い7そのままな気もしますけどね。